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なかなかモチベーションが上がらない時の対処法

ようやくお盆休みもあけましたね。皆様はこの休暇中いかがお過ごしでしたでしょうか?

 

このような長期休暇あけの時、メールが溜まっていたり、対応しなければいけない事が沢山あるのに、なかなか仕事のエンジンがかからない…そんな事ありませんか?

 

今回はそんな「やらなければならない事があるのに、なかなかモチベーションが上がらない時の対処法」についてです。

 


なぜ、なかなかやる気が起きないのか?

 

まず、皆様に知っておいてほしい事が、「なぜモチベーションが上がらないか?」ということです。

 

それはズバリ…

 

「やらないから」

 

ちょっと逆説的になってしまいますが、これは脳の仕組みからそう証明されているのです。

 

 

ポイントは私たちの脳にある側坐核(そくざかく)

 

この側坐核とは達成感や報酬を得た時の快感を記憶している部分です。この側坐核を刺激するとやる気が起きるのですが、その刺激のためにはまず「行動」が必要なのです。

 

皆さまはこんな経験ありませんか?

 

 

勉強を始める前に、ちょっとだけ部屋を片付けようと始めたら、やめられなくなりいつの間にか全部片付けてしまった。

 

これを作業興奮と言います。

 

どういう仕組みで起きるかとご説明しますと

 

「作業する」→「側坐核が刺激される」→「達成感による快感を得ようする」→「モチベーションが上がる」→「作業が進む」

 

この行動とモチベーションの好循環が起きている状態が作業興奮と言われるもので、「行動をする事によって得られる快感によって、やり始めるとやめられなくなる状態」を言います。

 

 

しかし、この作業興奮を引き起こすためには、まず「作業を始める」ことがポイント。

 

先ほどモチベーションが上がらないのは「やらないから」と言ったのは、そういう意味なのです。

 


面倒臭がり屋の私を変えた格言とは

 

でも…どうしてもやる気が起きない、だって人間だもの!と思ってしまうあなた。

 

そうですよね…

自分が得意なことならやる気は出るものの、不得手なことにはなかなかやる気が出ない…それが人間の性と言いましょうか。

 

人というのは何だかんだと理由はつけますが、要は面倒臭くなってしまうのです。

そしてなかなか行動に移せない。

 

そんなあなたにピッタリな格言があります。

 

面倒臭がりは一文の得にもならない

 

実はこれ、私が自分への戒めとして頭に刻んでいる言葉です(笑)

 

面倒臭がる事によって、どんなに損失が発生していることか。

 

生産性は落ちる

周りに迷惑かける

自分の信用は落ちる

 

よくよく考えると、面倒臭がることによって良いことなんて一つもないのです。

 

この格言を脳に刻み込んだ瞬間から、私の仕事(それ以外にも)に対する姿勢は大きく変わり、生産性は劇的に上がりました。

 

それまでは期限ギリギリに仕上げていた仕事が全て前倒しになったのです。

 

この生産性アップの前倒し仕事術、これについてはまたこのコラムでお伝えしますね。

 

 

【今回のまとめ】

 

・たとえモチベーションが上がらなくても、まず行動してみましょう。

・初めてしまえば「作業興奮」に入り、自然とやる気が生まれます。

・どうしても面倒臭くてやる気が起きないときはこの格言
「面倒臭がりは一文の得にもならない」を思い出しましょう!

 

ぜひ、皆様も実践してくださいね。そして感想やコメントなどお聞かせいただければ幸いです。

 

 

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